このページでは、あなたの魅力にフォーカスを当てた、海外発の性格タイプ分けツールの「テスト結果」に関わる要素「アドバンテージ」について記載しています。
アドバンテージとは、How To Fascinate(日本語書籍名「あなたはどう見られているのか」)で提唱されている、人それぞれがもつ強みのこと。就活や恋愛など、自分のよさをアピールしたいときにはぜひやってほしいテストです。
Table of Contents
How to Fascinateの「アドバンテージとは」?
How to Fascinate(ハウトゥファシネート)では、下記のマトリクスで性格判定を行います。
左と上にならんだ7分類が「アドバンテージ」。
たとえば、INNOVATION(イノベーション)のアドバンテージと、MYSTIQUE(神秘性)のアドバンテージを持っている人のタイプは、それらが交わる THE PROVOCATEUR(密偵)になるということです。
アドバンテージ=強み=魅力
アドバンテージとは、一般的には強みのこと。このテストでは強みであり魅力でもあるとして扱われています。
7種類あり、最も顕著な強み”第1アドバンテージ”とその生かし方”第2アドバンテージ”、”休止アドバンテージ”の3種類を以ってその人のタイプを診断します。
もしこのページを初めて見られたのであれば次の記事を事前に見ておくとより理解できます。
7つのアドバンテージ
それでは、その7つのアドバンテージを順にざっくりと見ていきます。
詳しくはそれぞれのページを別にする予定なのでそちらでご覧ください。
権力(POWER)のアドバンテージ
このタイプの人は、大きな目標や力強い意見を示すことで、周囲に影響を与えます。自分が何を求めているのかをはっきり認識していて、多くの場合、話し合いをリードする役割を果たします。単刀直入な質問を投げかけ、会話の主導権を握り、積極的な姿勢で前に出ていきます。
論客としては手強い人物であり、意見の提示の仕方を熟知しています。 論点を力強く主張し、直接対決になっても物怖じすることがなく、反論されてもやすやすと引き下がろうとはしません。それどころか、反論されればされるほど、かえって議論に磨きがかかります。
情熱(PASSION)のアドバンテージ
関係を築く能力に長けた彼らは、プライベートでも仕事でも、幅広いネットワークを構築するのを得意とします。カクテルパーティーでオードブルを取る順番を待っている間にも、隣の人に気軽に声をかけ、会話を弾ませることができます。周りにそんなひとはいませんか。いつもパーティの盛り上げ役をやっているタイプの人が。
近づきやすく社交的な彼らは、見込み客、既存顧客、同僚など、周りの人と良好な関係を築くのが得意なので、優れた対人能力を求められる分野で輝きます。
人付き合いのいい情熱タイプは、よく動く顔やボディランゲージ、声のトーンで感情を豊かに表現します。この表現力は、セールストークやプレゼンテーションで重要なポイントを強調するのに役立ち、人々の感心を引き、心を掴みます。
神秘性(MYSTIQUE)のアドバンテージ
大声で挨拶をしたり、親しげに背中をポンポンと叩いたりして中を引く人とは対象的に、神秘性の人は陰で1人黙考するタイプです。ものごとの微妙なニュアンスを見極め、徹底的に考え抜く能力は、夜行的なパーソナリティンに匹敵する魅力となります。実質的な考え方をする彼らは、夢ではなく事実を語りながらコミュニケーションを図ります。
情熱や権力の人は表現が過剰になる場合がありますが、神秘性が第1アドバンテージの人は、逆に言葉が足りないことがあります。独立心が強く、分析力を誇る彼らは、結論を下す前に手際よく証拠を集め、決断を下す前に統計的な分析を行います。自分の仕事をしっかり管理でき、微妙な差異を見抜くことに秀でています。戦略を纏めるののも得意ですが、慎重に考える時間を必要とします。
威信(PRESTIGE)のアドバンテージ
このタイプの人は、プライベートでも仕事でも、期待を越えようと常に上を目指しています。卓越性が求められている場面で、どうすれば成功をつかめるかを知っています。大志を抱き、強い覚悟をもつ彼らは、人を失望させることを嫌います。あらゆる面で目標を達成できるよう同僚を助け、励まします。パートナーの30歳の誕生日パーティをするとなれば、きめ細かく準備します。招待客のリストを作り、招待状の紙の厚さを印刷業者に確認し、事前にレストランに赴いてメニューの相談をし、何週間も前から、当日はポール・スミスのスーツを着ると決めていて、みんなが時間に送れないように、パーティの前に友人たちに確認の電話を掛けます。
かなりのやり手であることのタイプは、主張の明快さ、専門性の高さ、素晴らしい品質で回りから高い評価を受けています。 単に「良い」というレベルで済ませることも、運任せにすることもありません。あらゆる細部にまで徹底してこだわり、パフォーマンスを高めるために件名に努力し、次々に目標を達成していきます。
警告(ALERT)のアドバンテージ
細部が重視される場面で有利なのは、渓谷のアドバンテージが優勢な人です。警戒心が強く、冊子がよいこのタイプは、複雑なプロジェクトの管理に長けています。リスクを回避する傾向が強いため間違いが少なく、プロジェクトのボトルネックとなりうる部分を自然に察知することができます。また、些細な問題が大きな遅れを生じさせる場合があることを理解しています。
このタイプは、締切を守るだけではなく「製品仕様を妥協することなく、厳しい納期を守る」といった相反する要件を見事にクリアすることができます。油断をみせない彼らは、プロセスを飛ばしたり、細部を見落とすようなことはありません。実践的、実質的で、チームの目標を達成するために、一歩ずつ着実に駒を進めていきます。
イノベーション(INNOVATION)のアドバンテージ
イノベーションタイプが得意とするクリエイティビティは、古いやり方がうまくいかないくなったときにその威力を発揮します。イノベーションタイプは冒険を求め、実験し、新しいことを支持します。「人生は短いのだから、従来通りにやっている暇はない。さっそく別のやり方を試してみようよ」というスタンスです。発想力に優れた彼らは、意外性に富んだ解決策を生みだします。このタイプの人はアイデアが豊富で、しかも、思いつくスピードが早い場合が多いようです。独創的な彼らは、これまでの習慣をすて、新しい製品や新鮮なアイデアを試してみるよう周囲に働きかけます。また、すでにあるアイデアにひねりを加えて工夫するというよりも、一から考えることを好みます。例えば製品開発のミーティングで、既存製品の改良について話合っている中、このタイプの人は、カタログに載っている製品とはまったく別の、新製品の開発を提案します。
信頼(TRUST)のアドバンテージ
一貫性があることで評価されている彼らは、約束や締め切りを守ります。安心感を与え、献身的で、その名の通り信頼に足る人物です。同僚と飲みに出かけるとなれば、新しくオープンした最先端のカフェよりも、居心地のいい定番のバーを好みます。そのバーには多分彼らのお気に入りの席があり、「いつもの」と言えばマスターがおきい入りのドリンクを出してくれるはずです。
安定感と集中力があり、物事を着実に完了させます。イノベーションタイプとは対象的に実績ある方法を好み、実験することには乗り気ではありません。信頼タイプは混沌の中に秩序をもたらします。確固たる行動計画を練りいつもと同じやり方で行動し、周りが予想する通りの対応をします。
このタイプの人は、たとえそれが自分のしごとを増やし難しい立場に立たされる選択肢であろうと、チームに利益をもたらすのであれば、チームのためになる決断を下します。
アドバンテージは上位2つをメインに使う
第1と第2これらはその人のパーソナリティの、特に他者から見た部分に大きな影響を与えます。
おそらく「あー あるある」と誰かを思い浮かべた人も多いだろうと思います。
ただし、その人となりが7パターンに分類できるということではありません。
それでは血液型4分類や星座12分類と対して変わらない種類です。
How to Fascinateでは、これらの7つのアドバンテージ(第1アドバンテージ)を持つ人の中でも、さらに6つに別れると定義しています。
どのように別れるかというと、第1アドバンテージで該当しなかった6つのアドバンテージのうち、第1の次に強かったものを第2アドバンテージとしてそれが6つあるので第1が7種×第2が6種で合計42パターンになります。
説明がうまくないので下図を見て下さい。縦軸が第1、横軸が第2アドバンテージのマトリクスです。
第1が威信+第2が信頼なら「インペリアル」
第1が情熱+第2が警告なら「オーケストレーター」が、その人のアーキタイプになります。
ただ、42種類のタイプがあると言ってもテストとして完璧ではありません。
たとえば強く出現しているアドバンテージのなかで1番目、2番目、3番目にほとんど差がなかった場合でも何らかの順序は付けないといけません。
それがイノベーション、権力、神秘性であれば型破りな指導者になるのと秘密兵器になるのでは性質が結構違ってきてしまいます。
ただしく設問に答えたか?そのときに精神状態はどうだったか?直近の経験で印象に残ることがあったのか?
というテストのタイミングや精神状態によっても左右されるのはこの手の診断の宿命でもあるので仕方がない面もあります。できれば落ち着いている状態で、徹底的に正直になって1人でテストを受けると良いかと思います。
そしてなんだか最近うまく行ってない、と思ったら読み返してみると何かに気づくことが多々あります。
「How to Fascinate(ハウトゥファシネート)」は当サイトおススメテストのひとつ。ぜひやってみてください。
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じっくり読みたいなら書籍版がおすすめ。