このページでは『リーダーシップ』の無さに悩むあなたに、誰にでも発揮できるリーダーシップスタイルがあることをお伝えしたいと思います。
「声が大きく笑顔で社交的、皆を巻き込み先導する」だけがリーダーシップだと思ってないでしょうか?
たしかに、それが一番わかりやすいリーダーシップなのは確かです。でも本当はもっといろいろな形があっていいはずですし、実際にあります。
たとえあなたが社交的でなくても、人に影響を与え、動かすことができるようになる方法です。
Table of Contents
リーダーシップとタイプ論
リーダーシップの意味・定義
リーダーシップとは、一般的には大きな声と堂々とした態度、一貫した新年、やり抜くチカラや熱量のことだと思われがちです。
いつも笑顔でチーム皆に気を配り心を通わせ、時にはおせっかい気味でプライベートにさえかかわってひとつにまとめ挙げられる人のことをリーダーと称するかもしれません。
確かにそういった人種、アプローチ方法が一番わかりやすいのですが、そもそもリーダーシップの本当の目的は「望むゴールへと歩みを揃え、力を発揮できる状態にすること」ではないでしょうか。
その状態にまで自分と他者をもっていくには、他の方法もあります。
リーダーシップを本で学んだり研修に行ったりトレーニングをしたりする前に その人それぞれに合った方法を会得しましょう。
この記事では、海外の魅力開発メソッド「How to fascinate(ハウトゥファシネート)」から、あなた独自のリーダーシップの習得と無理せず最大の効果を上げるあり方について、当サイトの解釈を交えて紹介したいと思います。
たとえあなたが企業で働いていなくても
- 家の大掃除をする
- 子供に勉強をさせる
- PTAの役員になって会議の段取りをまかされた
- 飲み会を企画する
- 友達と旅行の予定をたてる
- 少人数のチームでプロジェクトを進める
- 意中の人とのデートでリードする
こんなときにリーダーシップを発揮できれば尊敬を集められると思いませんか?
リーダーシップの習得はできるのか
結論から言えば、あなたが「習得」従っているスキルは習得する必要はありあせん。もうすでに持っているものを活用しましょう。
習得できるスキルは、あなたに合わない可能性が高いからです。それが楽しい人ならやれば効果がでるでしょうが、価値観に合わないことを無理に詰め込んでも苦しいだけです。
ひとには得手不得手、長所と短所があります。
習得ではなく得意分野を見極め、独自の価値を伸ばしましょう。
リーダーシップ種類と人それぞれのスタイル
それでは、リーダーシップの7つのスタンスを紹介していきます。
人をリードし、焚きつける
まずは巷でよくみられる「権力的なリーダーシップ」です。
大きな目標や力強い意見を示す。話し合いをリードし。主導権を握り、皆が本気を出す王に焚きつける。野心的で目標を見据え、モチベーションを高める
こういった事を自然に行える場合、それがわかりやすいリーダーシップとなります。
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皆を引き込み夢中にさせる
次に、感情的な結びつきを強くして一緒にいたいと思わせる「情熱的なリーダーシップ」です。
近づきやすく社交的でありえないコミュ力を持っている。あけっぴろげなこともあり感情豊かにストーリーを語り皆を引き込む 組織を超えてつながりを築き、大きな力を作り出す
こういった事が楽しいのであれば、あなたの思う方向に一丸となって進ませるのは容易でしょう。
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分析、慧眼により一目置かれる
多くを語るのが人を引き付けるとは限らないこともあります。「黙して語らず」であっても人は動くもの。
一歩引いて状況をよく見出す。他の人が気づかない関連性にきづき、データや証拠を集めて統計的に分析した結果を出す。冷静沈着で優雅でさえある 控えめだがその正しさと慧眼に皆が一目置く
このようなスタンスであれば、ひとはあなたの言動を無視できません。
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妥協しない上昇志向が期待を集める
力が無くても言葉を尽くせなくても、その理想によって価値観に共有するフォロワーが現れる時代です。
常に今より上を目指し、良いものを最上にしようと努力し続ける。結果に妥協せずまっすぐ目標に迎えるそのぶれのなさ。それが自社のみならず他のチームや他社からも一目置かれ、人々はその目指すべきビジョンに引き付けられます。
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細部にこだわった完璧な計画で頼られる
確実性とリスクヘッジが大いに尊敬を集めることもあります。
無謀なリスクをとらず間違いを許さずボトルネックを見つけ出し、細部にこだわった完璧な仕事をする 他者のマネジメントも完璧で物事を着実に進めたいとき最も頼りにされる存在
あなたがこういった人であれば、無理してやりたくないスタンスで消耗せずできることを着実にこなし、結果を残し続けましょう。
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着想と独創性によって大きな変化
現状維持のままでは何も変わらないと、大きな変化が求められることがあります。
独創的な解決策とソリューションをまっさきに生み出し これまでの慣習にとらわれない解決策を見出す 思い切った改革や古い組織の刷新にこれ以上ない力を発揮する
こういったことが自然にできるのであれば、その未来志向さとクリエイティブさで以て他者を率いることができます。
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安定感と信頼によって人を離さない
たいていの場合、人は変わりたくないと強く思っているものです。
締め切りや約束を守り、安定感と居心地の良さを感じさせる 期待を裏切らず勤勉で、それゆえに安定して目標達成に向かい進んでいく
そんなやり方が苦にならないなら、堅実さと変わらない信頼感を以て人々と絆を作り、大きなことを成し遂げられます。
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以上、7種類のリーダーシップの形を紹介しました。
これらの中に、出来そうなものがひとつ見つかったのではないかと思います。では残り6つはできないのか?頑張れば習得できないのか、が気になるところかと思います。
リーダーシップにスキルは必要か
これらのリーダシップのなかには、簡単にできそうだとおもえるものもあれば、まったく自分にあってないと感じるものもあったはず。
努力してスキルを磨けば好みのリーダーシップを身につけられるのか?
結論から言うと、無理ではないが非効率 となります。
基礎能力がまったく至っていない場合は、部分的には必要なこともあります。話の組み立てや態度や発声といったスキルなど基本的なところであなたの力を底上げするのは役立つでしょう。
ですが、基本的に向いていないことを卓越したレベルでやろうとしないほうがよいです。あなたの資質や価値観を伸ばして人に影響を与えられるようになればそれがリーダーシップなのです。
基本を高めるのはスキル、それ以上に独自化して優位を保てるのはあなた独自の方向性。
リーダーシップの能力を高めるには
まず、あなたのリーダーシップスタイルを知ること(さきほどなんとなくわかりましたね)。
その後は、それに沿った内容で独自化、高度化していくだけです。
さきほど書いた7つのスタンスは、実はさらに7に分かれます。一口にクリエイティブさと言っても、やり方や活用にはまだまだ人による違いが多くあるということです。
リーダーシップ診断
これは「HowtoFascinate」という診断の理論を自分なりに解釈して組替えたものです。
リーダシップという切り口から逆算して、役立つよう紹介しました。
本来は、タイプを見極めてからタイプごとの詳細を学んでいきます。
ファシネートテストがちょっと気になった方は下記も参考にしてください。
[clink url=”https://smtlabo.com/what-is-howtofascinate”]
まとめ
この記事で言いたかったのは、下記の通りです。
- リーダーシップには人それぞれのスタンスがある
- 合わないことを無理にやっても強みにまでは至らない可能性が高い
- 最小限の労力で最大の効果を上げ、なおかつ苦にならないのは自分のスタンスに合致した方向で強みを磨くこと
より詳しく知るには、こちらの書籍がおススメ。「7つのスタンスはさらに7つに細分化される」という点の解説や診断テストも書籍を見ながら行えます。
もし、さらなるやる気があればこちらのオンラインテストもあわせてどうぞ。たんなるタイプ分けではなく、その割合や一般タイプとの比較、より詳しい解説を手に入れることができます。