Strength Finder(ストレングスファインダー)の特徴・組み合わせ・強みの活かし方

Strength Finder(ストレングスファインダー)は、『強み』という切り口で人が持つ価値ある資質を明らかにする性格テストです。日本でも非常に知名度が高く、多くの企業・著名人が活用しています。

このページではこのストレングスファインダーについて、全体像、誰に役立つのか、テスト方法、活用法まで紹介していきます。

ストレングス・ファインダーとは

ストレングスファインダーとは

冒頭でも書きましたが、ストレングスファインダーは人が持つ価値ある資質を明らかにする性格テストです。

資質を『強み』という切り口でフォーカスを当てています。

なぜ『強み』かというと、そこに着目し、伸ばし、活用していくことができれば自分やチームの弱みをカバーできより生産性の高い活動に従事することで自分も他社も幸福になれるからです

自分ではわからない強み

ですが、ほとんどの人は自分の強みが分かりません。もし分かっているとしても、ごく一部を漠然と認識しているにすぎません。それは「『強み』にあたることは息をするようにあまりにも簡単に行えているから」です。

自分では気づきづらい強みですが、ストレングスファインダーはわずか30分程のテストであなたの持つ強みを白日の下にさらしてくれます。

ストレングスファインダーを開発したのは?

ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が開発したテストです。同社は70年以上もの長いあいだ人間に関する調査を続けている、歴史のある市場調査・コンサルティング会社。

調査、分析、コンサルティング、コーチングなどが本業です。それら事業の一環として、ストレングスファインダーを開発・提供しています。

ギャラップ社はいくつものサービスを行っていて、ストレングスファインダーはそのベースとなるものです。

関連するサービスとしては

ストレングスコーチングコース(ストレングスファインダーコーチ養成コース)

ビルダープロファイル10(起業家向けスト蓮すぐファインダー)

その他、有料セッションなどのサービスがあります。

ストレングスファインダーをおススメするのはこんな人

次のような方は、ストレングスファインダーを受けると改善のための大きなヒントが得られます。

  • 自分が何を得意としているかわからない
  • なぜこんな簡単なことができないのか?と他人に不満を抱いたことがある
  • どうしても苦手なことがあり自己嫌悪してしまう
  • サークルや学校、職場で人との距離がわからない
  • 就活先企業をイメージや規模でしか選んでいない
  • 管理職になったが部下や上司とうまくいかない
  • 営業成績がふるわない
  • 家族とうまくいかない
  • 今のままでは自分らしくないと感じている

ストレングスファインダーのテスト結果からわかる事

ストレングスファインダーを受けると、34個に分類された強みのうち、もっともあなたが強く持っている上位5つを知ることができます。

その上位5つによってその人が他の人よりも抜きんでる可能性が高いものごと・やりかた・戦場がわかるようになっています。

たとえば、このような点をクリアにすることができます。

  • 自分が生来持っている強み
  • 他人に貢献できるポイント
  • 無理せず最大の効果を上げるための行動のヒント
  • 人を率いる方法
  • 強みを生かしてより多くの収入を得るヒント
  • 苦手の克服法
  • 同じ強み弱みを持つ先人の行動

そして、追加料金を支払うと34つの強みすべての順番へのアクセスも開放され、下位の強み(変な言葉ですが)にあたる「弱み」も知ることができます。

上位5つの強みを把握するだけでも、今後たくさん起こる人生の選択を、より早くより的確に下せるようになりますし、苦手とする資質もわかっていれば苦手なことに悩んだりストレスをためたりすることなく、強みを使ってよりよい解決法をとることも出来るようになります。

ストレングスファインダーのテストを受けるには

ストレングスファインダーテストの費用・受け方

ストレングスファインダーはオンラインで受けるテストです。

有料テストなので登録と支払いが必要で、そのやりかたは3種類あります。

  1. オンラインで登録し、カードで支払う
  2. スマホアプリをインストールし、アプリ内で支払う
  3. 書籍を買ってアクセスコードを入手し、オンラインに登録する

PCを使っているなら1番を、スマホを使っているなら2番が最も手間なく早く行えます。

ですが、お勧めは書籍を買って、綴じ込みに書かれているアクセスコードをオンラインで入力する方法です。これだと書籍の情報も入手でき、そのうえ一番安価です。
>>ストレングス・ファインダーテストの受け方・結果の受け取り方

[clink url=”https://smtlabo.com/how-to-test-strengthfinder”]

 

ストレングスファインダーテストの結果

ストレングスファインダーのテスト後にわかる「強み」は34種類あり、下記のように短い単語で表されています。

ストレングスファインダー34個の強み

達成欲、活発性、適応性、分析思考、アレンジ、信念、指令性、コミュニケーション、競争性、運命思考、公平性、原点思考、慎重さ、成長促進、規律性、共感性、目標志向、未来志向、調和性、着想、包含、個別化、収集心、内省、学習性、最上志向、ポジティブ、親密性、責任感、回復志向、自己確信、自我、戦略性、社交性

>>34個の強みすべてはこちら

この強みは、4つの領域に分けられており、

があります。

ストレングスファインダーの強み活用方法・事例

テストからわかった自分の強みは、こんな場面で効果を発揮したり、活用したりできるようになります。

  • 自分に自信を持つことができるようになる
  • 自分にとって本当に重要な価値観が分かる
  • 自分の力を生かせる仕事、業界、職種がわかる
  • 人を率いて結果を出す方法、自分に合ったマネジメントのやり方が分かる
  • 苦手な弱みを、強みでカバーする方法が分かる
  • 自分の強みを使って他人を助ける方法がわかる

事例については、後日詳しく挙げていきたいと思います。

ストレングスファインダーの特徴・組み合わせ・活かし方まとめ

ストレングスファインダーはあなたの強みを浮き彫りにする性格診断。

もしくは「ギャラップ社が調査・分類した34種類の強みをあなたに強くあてはまる順に並べ替えてくれるサービス」とも言えます。

自分の強みをきちんと認識してうまく活用すれば、人生の戦いにおいてアウェイになる分野や業態を避け、有利なホームに持ち込んで自然と勝ち続ける続けることができます。

もちろん自分の事に使うだけではなく

  • リーダーシップを発揮して人を率いる
  • 上司や部下のマネジメント
  • 他人の良いところに目を向ける

といったことにも応用できます。自分にとって強みは当たり前にできすぎて気づかないもの。自分自身と周りの人たちへ提供できる価値をあげるためにも、一度はやってほしいテストです。

 

管理人
ここではパーソナリティ診断を10個以上実際に試し、活用している管理人の僕が性格診断の応用範囲の広大さを伝えたいと思い、コツコツ作っているサイトです。 性格診断との初エンカウントはビジネスパーソン向けプロファイルテストのWealthDynamics(ウェルスダイナミクス)。 その本は、仕事のヒントを求めて多読していたビジネス書のひとつでした。 すぐにテストを受け、その結果に納得して仕事に取り入れ、活用・応用範囲の広さに感心するとともにいくつもの仕事に役立つヒントが得られました。 その後は、性格診断にもいろいろな切り口・根拠によるものがあると知ることになります。ウェルスダイナミクス以外にもいくつも探し、調べ、テストを受けて仕事の参考にし、現在に至っています。 好きな言葉は 「多面性」 「ひとそれぞれ」 「郷に入っては郷に従え」 あなたの人生で少しでも迷う瞬間があるのなら、まず自分を知ることから始めてみませんか。