- 勉強がつまらない、つらい、興味が無い
- 何のために勉強しているのかわからない、勉強する意味を見つけられない
- 将来役立つとは思えない
そういったことはないでしょうか。
この記事では、勉強が楽しくなる方法をまとめていきます。このような情報はいくつもWEBにあるでしょうが、タイプ別に分類されどんな人でもどれか一つは当てはまる、というモノがなかったので作りました。
これらを意識することで、勉強好きとは言えない僕でも自然に学ぶことを続けていけてます。
Table of Contents
勉強が楽しくなる方法
報酬系 達成時点に対してフォーカスする
出来たことに対して脳に喜びを与えるやりかたです。
現実にフォーカスし、コツコツと作業をするのが好きな人に向いていると思います。WealthDyanmicsのテンポとか、KOLBEのimplementorの値が高い人です。僕は真逆のタイプなので報酬系はインセンティブになりませんでしたが、あってる人には合っている、簡単なやり方です。
チェックリストを作る
タスクとして書き出してチェックを消していく快感を利用する方法。デジタルでもアナログでもいいですが、アナログだと「シャッ」というボールペンの音が心地よさを倍加してくれます。Asanaのようにアニメーションで疑似的にチェックの快感を表現しているものもあります。
マイルストーンを作る
中間目標として到達地点を決める方法です。後述するゴール逆算系・概念系でも利用できます。長い道のりだと飽きたりモチベーションが落ちるのであらかじめ複数のミニゴールを用意しておきます。ゲーミフィケーション的に言えば中ボスを設けるやり方です。
自分にご褒美 アメ
飴と鞭のアメです。ここまで勉強したらチョコ食べて一休み、とか参考書1冊終えたら好きなCD買おう、などです。自分に甘すぎる人には向きません。報酬につられにくい人にも向きません。
罰を設ける 鞭
飴と鞭の鞭です。これも自分を律する必要があるという点で、習慣化には不向きな方法です。後述の競争系の中と合わせてもいいと思います。海外では「目標未達成なら支持しない政党への寄付金を自動的に行う」ことで達成を後押しするWEBサイトもあるようです。
省力化系 行動のハードルを下げる
できるだけハードルを下げる方法。面倒くさがりな人も、そうでない人もハードルを下げるだけ下げきればジャンプしなくてもまたいで通れるようになります。
スモールステップに分解する
いきなり高い階段を登るのは不可能なので、実行可能なレベルにまで分解するという手法です。スモールステップに分解し、マイルストーンを設け、チェックリスト化するなど他の要素に絡めやすい基本の方法です。
ついでにやる
まとまった時間が無いほうが集中できるタイプの人がいます。歯磨きしながら・髪を乾かしながら・お湯を沸かしながらなどの生活時間、通勤中・ランチ行列待ち中・エレベーターやエスカレーターの上などの空き時間を活用してやることを決めておく方法です。
成果=時間×集中度合い と考えると、まとまった勉強よりも高い成果を挙げられることもあります。
競争系 自分との比較対象を作る
他人との比較が頭から離れない人に向いています。ストレングスファインダーで競争性が高かったり、WealthDyanmicsのブレイズなど対人に秀でた人向きかもしれません。
誰かと一緒にやる
仲間と同じことに取り組むことで怠け癖を押さえ、あと一歩頑張ろうという気にさせる手法です。
ライバルを作る
脳内ライバルでもいいと思います。仲間ではなく競争相手を作ることでモチベーションにします。
ゴール逆算系 目的にフォーカス
目先の作業にはモチベーション高く取り組めない人は一定数います。WealthDyanmicsのクリエイターやらHowtoFascinateのイノベーションのアーキタイプを持つ人などです。やらされ感のある事でも自分の成長やゴールに絡めるなど、点ではなく線で考え目的を掲げて取り組みましょう。
先の目的を意識する
この学習、勉強、仕事が何につながっているのかにフォーカスして行います。レンガ職人の話が有名ですが、単にレンガを積む作業をする人より人々のよりどころになる教会を作っていると認識している人の方がはるかに幸福を感じられ、作業が楽しくなります。
個人的目標に絡める
先の目的よりももう少し先、できれば個人的な目標に絡めると仕事が自分ごとに変化します。勉強も主体性をもって取り組めるようになります。主体性の有無で学習効果は天地の開きがあります。
価値観に絡める
個人的目標よりも先を見て自分の価値観自体に絡められれば最大のモチベーションになります。ですが大局的過ぎてピンとこない人もいます。
概念系 行動の意味付けをする
WealthDyanmicsのダイナモ、スチール(=メカニック)やKOLBEのimplementorの値が低い人などに向いていそうです。なお、僕はこの考え方が一番肌にあっているようで、学習にも役立っています。
モノづくりだと考える
「実行」のではなく「なにかを作っている」と考える。そうすることで、やって終わりの消費行動から何かを作り上げている気分にシフトできます。わからない人には全然わからない感覚ですが、それがモチベーションになる人がいます。
構築していると認識する
「作る」「構築する」この2つは似たような意味です。何を構築しているのかは人それぞれで、たとえば「自分のキャリア」であったり「将来の選択肢」であったり「披露できるウンチク」だったりします。
ブログを書こうとしながらも続けることができないなら、「XXを構築する」という視点で見ると解決になる人がいるかもしれません。僕もややその傾向があります。
共通 一般的なやり方
どのタイプでも使えるであろう手法です。
締め切りを設ける
締め切り間際に異様な集中力が出てくることがあります。それを利用する方法です。ポイントは「締め切りを必ず守ること」。もし集中しているからと言う理由で延長して勉強してしまうと、次から締め切り効果が薄まります。自分は騙すことができません。
ポモドーロテクニックも締め切り設定手法の一つです。WEBでタイマーが使えるサイトもあります。
とりあえず取り掛かる
作業興奮と言われています。「やる気が出ないときの最高の対処法は作業を始めること」です。無理やりにでもやり始めることで脳内物質が分泌され、テンションが上がってきます。
まとめ
一夜漬けなのか一生身に着けたいのか、試験対策なのか出世のためなのか、コツコツ派なのか駆け足でゴールに向かうタイプなのか、学習の時間があるのかないのか、楽しく学んでいくための方法はひとそれぞれです。
ここでは、
- 報酬
- 省力化
- 競争
- ゴール逆算
- 概念
- 共通
に分けていくつかの方法を紹介しました。
「勉強する」の周りにある「誰が・何のために・いつまでに・どうやって」など視野を一つ挙げてみると、より楽しく効果的な学習ができるようになるかもしれません。
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