資質適正検査 Kolbe Index(コルベインデックス)とは何か – 概要・特徴・性格タイプの活かし方

Kolbe Index(コルベ・インデックス)は、性格や資質を明らかにするための検査です。

自分は「あたりまえ」だと思っていることなのに他人や子供はそう行動しなかったり、「やるべきだ」と頭ではわかっていることがどうしてもできなかったり・・・といったことはないでしょうか?

それらは、あなたの本質や本能が原因かもしれません。本能に則った行動であれば水に流されるように意志力ゼロでも簡単にできるのに、本能に逆行することは濁流を上るかのように潜在意識が抵抗します。

そんなコルベインデックスについて、このページで全体像からテストの受け方、結果の見かたは活用法まで紹介していきます。

Kolbe Index(コルベ・インデックス)とは

Kolbeとは

Kolbeは、性格を判断するテストの一種です。一般的なテストと違って性格よりももっと深く、本能について読み解いていきます。生まれつきあなたが持っている資質を明らかにし、特定の状況下でとりうる行動の傾向を探ります。

その人に備わっている生来の資質がどのようなものか、ある状況においてどういった行動を取る傾向にあるか、に焦点をあて、その資質を4つに分類・自分がもつ割合を明らかにして、その割合をもって傾向を読み解くというものです。

自分の本能と自然な行動パターンがわかれば、よりよい仕事や勉強のやり方、より豊かな人との関係性を構築していくことができるようになります。

仕事に、自分との対話に、親や子供との向き合い方について有用なヒントがいくつも見つかるため、多くの教育機関、一般企業で支持されています。

開発したのは教育者

Kolbe1 Indexの発案は、教育者、起業家、コンサルタントでもあるキャシー・コルベ氏です。長年かけて基礎理論を構築し、現在ではキャシー・コルベ氏の会社「KolbeCorporation」がひきついでサービスを提供しています。

コルベ社はコルベインデックステストの他にも人に焦点を当てたサービスを行っており、個人や企業のための人間開発やコンサルティング、主に潜在能力を引き出すのをミッションとしています。

Kolbe Indexテストの全体像

コルベテストは8種類あります。迷ったらAを受けておきましょう。その他は若者向けやビジネス向けなど、特定の用途に向けたテストです。

  • コルベAインデックス(Kolbe A index) ・・・本能の測定、活用方法を知る基礎となるプログラムTake the Kolbe A™ Index
  • コルベYインデックス(Kolbe Y index) ・・・青年向けコルベTake the Kolbe Y™ Index
  • コルベBインデックス(Kolbe B index) ・・・ビジネス向けコルベTake the Kolbe B™ Index
  • コルベRインデックス(Kolbe R index) ・・・他者との関連性向けコルベTake the Kolbe R™ Index
  • ファイナンシャルMO+(Financial MO+)・・・本能に基づく財政面での賢明な判断を助けるレポートTake the Kolbe Financial MO+™
  • ペアレントガイド(Parent Guide)・・・・・・子どもの才能をより深く理解しコミュニケーションする親のためのガイド
  • キャリアMO+(Career MO+) ・・・自分のキャリアを築く助けになるツール。Apt Career社と提携での提供

この中で最初に受けるべきベースとなるテストが、コルベAインデックスです。コルベAインデックスでは自分の行動の指針となる、本能に沿った行動パターンがわかります。その他にのプログラムは、ビジネス向けだったり年齢層が限られていたりしますので、必要な時必要な人が行うものです。

この記事で紹介するのも、基本となるコルベAインデックスです。

コルベテストを受けてみよう

Kolbe A Index(コルベAインデックス)

ベースとなるコルベがコルベAインデックス。オンラインで受けるテストです。

36個の質問が用意されています。回答は4つの選択肢から2つ選ぶというもの。Most(最も自分にとって自然な行動)とLeast(最も自分にとって不自然で選ばなさそうな行動)にチェックを入れます。

テスト開始~終了まで、「質問と選択肢の日本語訳」はこちら

[clink url=”https://smtlabo.com/japanese-kolbeindex-test”]

 

最後まで回答すると、アカウント登録と支払い画面になります(約6000円)。支払い完了すると結果はその場で表示され、より詳しくはレポートで読むことが出来ます。テスト終了~アカウント作成して回答を受け取るまでの「手順」はこちら。

[clink url=”https://smtlabo.com/how-to-test-kolbeindex”]

 

アカウント作成後に見られる回答ももちろん英語。「日本語訳」はこちらです。

[clink url=”https://smtlabo.com/how-to-confirmation-kolbeaindex”]

コルベAインデックステストを終わられたかたへ

これからの人生、数多くの選択肢や分岐点が出てくると思います。そのときにこの結果を頭の片隅に置いておけば、より自分にとっての正解を選びやすくなります。

自力でのみ道を切り開いていく人生はやりがいがあるでしょうが、同時に苦労も背負い込む覚悟が必要です。

自分らしい生き方が出来、強みを発揮し、収入も満足できる人生なら、それが最高ではないでしょうか。ぜひKolbeでフローに乗れる人生をお楽しみください!

 

 

Kolbe Y Index(コルベYインデックス)

Yは子供向けのコルベインデックス

作成中!

 

 

Kolbeで明らかになることは?-テスト結果

kolbeではあなたの「本能とそれによる行動パターン」を4つの指標に分けて、それぞれの割合を明らかにすると、冒頭で書きました。

それを表したのが下記の図です。

赤・青・緑・黄色のシリンダーそれぞれが4つの指標、その中の数字が自分の割合となります。

数字の大小による優劣はありません。1-1-1-1でも10-10-10-10でも、どちらでも人間の本質的価値は変わらず特性が異なるだけ、と解釈します。その(指標×位置)×4 をもってそれぞれ自分がどう行動するか、どう行動するのが自然なのかといったことが分かります。

なお、この図は僕のテスト結果です。

 

Kolbeのテスト後に受け取れるもの

Kolbeの診断結果は、WEBサイトのマイページですぐに確認することができます。

PDFの詳細レポートをダウンロードすることもできますので、印刷してじっくり読み込んでいきましょう。

その時にキャシー氏の著書を合わせて読むとさらに深く理解することができます。

Kindle版なので送料はかからず、Kindleの補助機能を使えば比較的サクサク読み進められます。

 

 

Kolbeタイプの活用方法・事例

Kolbeのマイページから見られるレポートでは次のようなことがわかるようになります。

いずれもすごく重要なことばかりでですね。これがスムーズになる方法がKolbeには書かれています。

  • 人と関わるストレスを減らせる考え方
  • 自分の長所
  • 長所に基づくキャリアプラン
  • 生産性を高く保ち楽しく物事に取り組む方法

※こちらは後日詳しく記載する予定です。

 

Kolbeの特徴、活かし方まとめ

Kobleは教育者が作った性格診断(適性検査)サービスで、簡単な質問に本能のまま回答することで自分にとって自然な行動を明らかにしてくれます。

自然な行動であれば、息をするかのように習慣化できます。続けたことは蓄積し身につき自分だけの強みとなっていきます。

また、行動の違いを認識することで親子間、上司と部下、恋人や夫婦間でのすれ違いを最小限にしてスムーズなコミュニケーションを取ったり理解し合ったりすることができるようになります。

Kolbe有料サービスであるということと、日本語版がないため少々ハードルが高いのは事実です。しかしハードルが高いということはやっている人が少ないということで「やったもの勝ち」の感があります。

今後の人生ずっとつかえる「一番しっくりくる自分の操縦方法」であるKolbeを活用し、フローに乗る人生を手に入れてください。

>>Kolbe A indexの受け方

 

管理人
ここではパーソナリティ診断を10個以上実際に試し、活用している管理人の僕が性格診断の応用範囲の広大さを伝えたいと思い、コツコツ作っているサイトです。 性格診断との初エンカウントはビジネスパーソン向けプロファイルテストのWealthDynamics(ウェルスダイナミクス)。 その本は、仕事のヒントを求めて多読していたビジネス書のひとつでした。 すぐにテストを受け、その結果に納得して仕事に取り入れ、活用・応用範囲の広さに感心するとともにいくつもの仕事に役立つヒントが得られました。 その後は、性格診断にもいろいろな切り口・根拠によるものがあると知ることになります。ウェルスダイナミクス以外にもいくつも探し、調べ、テストを受けて仕事の参考にし、現在に至っています。 好きな言葉は 「多面性」 「ひとそれぞれ」 「郷に入っては郷に従え」 あなたの人生で少しでも迷う瞬間があるのなら、まず自分を知ることから始めてみませんか。