このページでは、魅力アドバンテージテスト「ハウトゥファシネート(How to fascinate)」の魅力のひとつについて、書籍「あなたはどうみられているのか?」から抜粋・編集した内容を記載しています。

魅力は長所であり、他社への優位性という意味で、このテストでは「アドバンテージ」という表現をしています。

このページの内容に、もしあなたやあなたに近い人に当てはまるものが多ければ、無料テストを受けてより、理解を深めてみてください。今後の長い人生のコミュニケーションの質を上げる見方が手に入ることになります。

ハウトゥファシネートの7つのアドバンテージのうちの一つ、威信のアドバンテージについてです。

アドバンテージは7つあり、誰もがそのすべてを持っています。ゴルフクラブのセットのようなものだと思って下さい。どのクラブを使ってもいいのですが、自分にピッタリのクラブを使えば難なく効果的にコミュニケーションを取ることができます。

第1アドバンテージが威信の人は、より高い基準で成功を手にします。

威信(PRESTIGE)のアドバンテージ

より高い基準で成功を手にします。

威信タイプの人が話すのは「卓越」という言語です

このタイプの人は、プライベートでも仕事でも、期待を越えようと常に上を目指しています。卓越性が求められている場面で、どうすれば成功をつかめるかを知っています。大志を抱き、強い覚悟をもつ彼らは、人を失望させることを嫌います。あらゆる面で目標を達成できるよう同僚を助け、励まします。パートナーの30歳の誕生日パーティをするとなれば、きめ細かく準備します。招待客のリストを作り、招待状の紙の厚さを印刷業者に確認し、事前にレストランに赴いてメニューの相談をし、何週間も前から、当日はポール・スミスのスーツを着ると決めていて、みんなが時間に送れないように、パーティの前に友人たちに確認の電話を掛けます。

やるなら、卓越した結果を

かなりのやり手であるこのタイプは、主張の明快さ、専門性の高さ、素晴らしい品質で回りから高い評価を受けています。 単に「良い」というレベルで済ませることも、運任せにすることもありません。あらゆる細部にまで徹底してこだわり、パフォーマンスを高めるために件名に努力し、次々に目標を達成していきます。

営業に行く前には綿密に準備し、鏡の前で練習したりもします。プレゼンテーションのスキルを学ぶために、スティーブ・ジョブスの製品発表のビデオを研究し、パワーポイントのスライドからは大志が感じられます。

前を見据え大志を掲げ、努力する

プライベートでもビジネスでも、自分のコミュニケーション・スキルを磨くため、あこがれの人を常に研究しています。その頑張りには、周りの人も一目置いており、同僚や風神だけでなく、時には上司さえ、威信タイプの人にアドバイスを求めます。このタイプの人は、みんなが目指すべき基準を打ち立てる役目を果たします。

威信タイプの人は、自分の功績に誇りを持っており、実際に、誇れるだけの業績を上げています。自宅やオフィスの壁に免状や表彰状などを飾っている人も多いでしょう。学問に関する表彰楯やメダルの中には、高校サッカーのトロフィーなども混ざっていたりします。

やるからには、徹底的

このタイプの人は自分の長所と弱点をよく知っていて、得意なことだけに集中することで失敗を回避し、なんでも人並み以上を目指します。趣味であっても同じです。ピアノを趣味にすると鳴れば毎日練習するので、もしプロを本気で目指していたら、ニューヨーク・フィルハーモックに入れたのではないかと思わせるぐらい、驚くほど上手に弾けるようになります。

威信タイプがリーダーになると、結果を出すことに集中します。妥協を許さない姿勢がチームを突き動かし他のメンバーから見ると不可能に思えるようなことも達成してしまいます。しっかり計画を練り、それを着実に実行し、チームのメンバーにも一流の仕事をするよう期待します。

交渉の際、このタイプはなかなか自分を曲げようとしません。自分なりの目標を設定し、それに向かって信念を持って突き進み、妥協しません。契約は細部までキッチリ目を通り、大事なことを見落とすことなどありません。

結果を出したい時、しかも品質に妥協したくないときの相談相手として最適なのがこのタイプです。水泳チームのエースや、完璧なターンができるまで練習を続けるダンサーや、すでに明確なキャリアプランを持っている新卒生もこのタイプでしょう。威信タイプは、メキシコ旅行中に自分のスペイン語のスキルを気軽に試そうとはしません。恥をかきたいくないからです。読点の位置にこだわる編集者も、ワインの細かな解説を完璧に準備し、うっとりするほど流暢に紹介するソムリエもこのタイプでしょう。

自分だけでなく周りも含めてさらに上を目指させる

チームの基準を引き上げ、業績を向上させ、品質の問題を解決したいチームには、威信タイプの人がぴったりです。カスタマーサービス部門のマネージャーになれば、チームを鍛え上げ、タイプマニュアルを素晴らしいものにし改善するでしょう。生産マネージャーになれば、品質向上に貢献してくれるでしょう。

威信タイプが多いグループなら、バランスを取るためにイノベーションタイプ(威信とタッグを組めば、壮大なアイデアを生み出し、実現させます)や、チームを盛り上げる情熱タイプを採用することをおすすめします。

威信タイプは、目標を達成し、更にその上を行くことで付加価値を提供します。

威信のアドバンテージを戦略的に活用しましょう。

本書(「How to fascinate-あなたはどう見られているのか」サリー・ホグズヘッド著)をお読みになっているのですから、あなたも向上心のある方だと思います。「○○をもっとうまく出来るようになりたい」と思わせているのは、あなたの中の威信の要素です。

高みを目指し、目標を達成する(または超える)ためのプランを寝ることが出来る威信のアドバンテージは、ワンランク上の目標を達成したいときに役立ちます。あなたの中の威信の要素は、自らの仕事を見直し、更に向上するための方法を分析するよう促します。

あなたの周りに威信のアドバンテージを使いこなしている人はいますか?

 

威信タイプの人が、他の人と組んだ場合

イノベーションタイプと組んだ場合

創造性を通じてより優れた結果をもたらすことができる、非常に生産的なチームとなる可能性があります。

情熱タイプと組んだ場合

一般に情熱タイプは心を通わせやすい相手です。力を合わせ、チームとして結果を出すことができるでしょう。

権力タイプと組んだ場合

しっくりくる自然な組み合わせです。パワフルなリーダーと組むことで、大きな目標を達成することができます。

威信タイプと組んだ場合

威信同士で組むと、ぴったり息があって完璧なコンビだと感じることでしょう。ただし二人がにすぎていると、チムとしての弱点が際立ったり、過度の競争が生じたりする危険性もあります。

信頼タイプと組んだ場合

一貫性のある信頼タイプは、あまり変わろうとしないので、苛立ちを覚えるかもしれませんが、安定感をもたらしてくれる相手です。

神秘性タイプと組んだ場合

神秘性の才能が陰に隠れてしまわないよう注意して下さい。神秘性は、目標達成をしっかりサポートする鋭い思想家です。

警告タイプと組んだ場合

警告も威信も、ともに細部にこだわるタイプです。目標に向かって背伸びしつつも、常に地に足を付けて仕事ができるよう、傾向タイプがサポートしてくれるでしょう。

威信タイプの人は、周囲からこう見えています

  • 野心的
  • 妥協しない
  • 尊敬されている

威信タイプの人の、付加価値の生み出し方の一例

敬慕の念を生かし、自分自身や会社の価値を高める

他のアドバンテージによって変わる威信の生かし方

威信×権力=勝利者

アーキタイプ ”勝利者” とは-How to Fascinate

威信×神秘性=建築家

アーキタイプ ”建築家” とは-How to Fascinate

威信×情熱=目利き

アーキタイプ ”目利き” とは-How to Fascinate

威信×警告=学者

アーキタイプ ”学者” とは-How to Fascinate

威信×信頼=優良株

アーキタイプ ”優良株” とは-How to Fascinate

威信×イノベーション=アバンギャルド

アーキタイプ ”アバンギャルド” とは-How to Fascinate

ダブル・トラブル

威信×威信=インペリアル

威信のスコアが高い人は、高い基準を課し、それを達成するやり手であり、人々から尊敬を集めています。野心家で、目標に向かって行動し、毅然としています。細かいところにまで目を光らせ、引き受けたプロジェクトでは必ず素晴らしい結果を残します。上を目指して常に努力する人です。

ですが、天狗になり自分のことしか考えなくなるとチームの結束を乱す強引な独裁者に変わります。

インペリアル-How to fascinate「威信」のダブルトラブル

 

管理人
ここではパーソナリティ診断を10個以上実際に試し、活用している管理人の僕が性格診断の応用範囲の広大さを伝えたいと思い、コツコツ作っているサイトです。 性格診断との初エンカウントはビジネスパーソン向けプロファイルテストのWealthDynamics(ウェルスダイナミクス)。 その本は、仕事のヒントを求めて多読していたビジネス書のひとつでした。 すぐにテストを受け、その結果に納得して仕事に取り入れ、活用・応用範囲の広さに感心するとともにいくつもの仕事に役立つヒントが得られました。 その後は、性格診断にもいろいろな切り口・根拠によるものがあると知ることになります。ウェルスダイナミクス以外にもいくつも探し、調べ、テストを受けて仕事の参考にし、現在に至っています。 好きな言葉は 「多面性」 「ひとそれぞれ」 「郷に入っては郷に従え」 あなたの人生で少しでも迷う瞬間があるのなら、まず自分を知ることから始めてみませんか。