このページでは、MBTI(エムビーティーアイ)について、概要・特徴・性格タイプの活かし方をまとめていきます。
Table of Contents
MBTIとは
MBTIとは
MBTIとは、国際的に使用されている性格検査のひとつです。
「自己理解・他者理解のための性格診断」について特に役立ち、導入している企業が多くあります。
MBTIは誰が開発したのか
MBTIはユングのタイプ論を元にして、ブリッグスとマイヤーズの母娘によって拡張・開発されました。MBTIという名称はマイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インジケータ―の頭文字の略となっています。
MBTIを推進している団体が定めた有資格者による面談(セッション)によってタイプを探っていくのが本来のあり方とされていますが、関連書籍などが豊富にあるので、簡易的に試すこともできます。
また、性格診断のWEBサービスもMBTIを基にしていることが多いのでとっかかりのハードルは非常に低くなっています。
MBTIをおススメするのはどんな人?
- 自分の特質、性格を深く追求してみたい人
- 強みや弱み、適職を知ってビジネスに生かしたい人
- 他者とのコミュニケーションを改善したい人
これらの人とって、特に役立ちます。MBTIと自分の性格タイプを理解することで、自己理解が進み、メンタルが安定する、他者への理解が進み、コミュニケーションがスムーズになるといったメリットがあります。
企業が競争上のアドバンテージを得るために全社で導入することもあります。
自分を理解することが自分自身を受け入れる一歩になり、他者を理解することが余計な摩擦を減らすことにつながります。摩擦が減ればコミュニケーションがスムーズになり、コミュニケーションがスムーズになれば、組織としての強みがより一層発揮できます。
そのため、MBTIは世界的な大企業でも活用されています。
MBTIテストを受けるには
MBTIのテスト費用・受け方
MBTIは、有資格者のセッションを受けるべきとされています。
有資格者によるセッションを受けるには
いずれも有料ですが、下記のような団体があります。
一般社団法人 日本MBTI協会 国際規格のMBTI取扱い資格付与講座を開催している協会です。
関連本でタイプ診断してみる
MBTI本はいくつも出ていますが、たとえば下記のような本が使いやすいと思います。
誰もが他人ごとではない「職業選び」の大きな助けになる良書も出ています。
MBTIテストの結果
MBTIで明らかになる性格タイプ16種
MBTIでは性格タイプを16に分類して、それぞれをアルファベット4文字であらわしています。
画像はWikipediaのより https://ja.wikipedia.org/wiki/MBTI#/media/File:Cognitive_Functions.svg
上図をよく見ると、1文字目はIかEしかないことがわかります。
同様に2文字目はSかNです。
それぞれの文字は相反する要素を表していて、それが4文字分あるので、2の4乗で16タイプに分かれることになります。
MBTIでは次のことを4つのアルファベットであらわします。。
- 社会との接し方
- 物体との親和性
- 論理的か感情的か
- 物事の進め方
(1)どのように会社や社会と接し、どのような状態にあると元気がでてくるかを
外向(Extroverted)か内向(Introverted)で、
(2)事実か本質かどちらの情報に注意を払っているかを
五感(Sensing)か直観(Intuitive)で、
(3)論理か感情のどちらを優先して決定を下すかを
思考(Thinking)か情緒(Feeling)で、
(4)計画的か臨機応変かどのようにものごとを進めるかを
決断(Judging)か柔軟(Perceiving)という表現であらわしています。
要素ひとつひとつの頭文字をつなげてアルファベット4文字であっわらす
MBTI性格タイプの活用方法・事例
MBTIを知ると、まず自分の性格を知ることができます。
自分の短所が分かり、短所が出てこないよう、気を付けることができます。
>>MBTI各タイプに見る、成長・発達するためにできる簡単な最初の一歩
[clink url=”https://smtlabo.com/mind-development-for-mbti”]
また、自分が力を発揮できる職番環境もわかります。
どの業界、会社であろうが、その中での役割を自分が力を発揮できる環境に合わせていくことができるようになり仕事選び、天職探し、転職にとビジネスでも大きな効果を発揮します。
[clink url=”https://smtlabo.com/bestjob-istp”]
MBTIの特徴・活かし方まとめ
MBTIは、グローバルな性格タイプ診断。自分を理解し、力を発揮できる仕事を選び、職場では同僚や取引先と円滑な関係を築いていく。そんな理想に近づくための大きな手助けとなります。
有資格者のセッションはなかなかハードルが高いですが、どんなものか体験するに本やオンライン診断があるのはハードルが低くて良いです。
グローバルに働きたいひとは特に、やっておきましょう。