アーキタイプ ”アンカー” とは-How to Fascinate

2019-03-03

このページでは、魅力アドバンテージテスト「ハウトゥファシネート(How to fascinate)」タイプ分けのひとつについて、書籍「あなたはどうみられているのか?」から抜粋・編集した内容を記載しています。

人はだれでも他社を惹きつけコミュニケーションするための特性を持っており、それをわかりやすくイメージさせるために、ハウトゥファシネートでは「アーキタイプ」と名付けています。

アーキタイプは42個あり、このページに記載しているのはそのうちの1つだけです。もし42個すべてをざっくり見てみたいならこちらのページへどうぞ。

アンカー:信頼×神秘性

アンカーってどんな人?

しっかりとした考え方で高い評価を得ています。危機に陥ったとき、同僚たちはアンカーに助言を求めます。このタイプにはもの静かな人が多く、プレッシャーが大きいときにも冷静さを失わないところが、大きな強みです。みんなが動揺しているなか、実行可能な解決策を考え出せる人です。

効率主義で、チームのミーティングでは、はっきりものを言いますが、胸の内はあまり明かしません。もの静かですが、存在感が小さいわけではなく、アンカータイプが口を開くと、みんなが耳を方向けます。アンカーの意見は、筋が通っていて、慎重に吟味した上での発言です。

アンカーは確固とした論理的な根拠をもって提案を行います。熟慮の末の助言なので信用できます。同僚たちも、アンカーの質実剛健なアプローチを高く評価しています。その考え方は、現実にしっかりと根を下ろしています。これが、彼らが「アンカー(錨)」と呼ばれる所以です。

アーキタイプ・ツイン

アーキタイプ・ツインはあなたのアーキタイプと非常によく似たアーキタイプのことです。使っている上位2つのアドバンテージは同じですが、第1・第2の順番が異なります。ツインについて学ぶことで、人から自分がどう見えているのかを更に別の角度から捉えられます。

賢いフクロウ

ダブル・トラブル

強いストレスと感じたり、圧倒されたり、恐怖を感じたりしたとき、いつもの健全なバランスが崩れ、あるアドバンテージの特徴が悪い方に目立ってしまう状態のことです。第1アドバンテージに頼りすぎると、普段は強みとなっている特徴が弱点になってしまいます。

信頼を第1アドバンテージとするアーキタイプのダブルトラブルは、保守派です。

保守派

アンカーを表す5つの形容詞

1.保護する

アンカーはプロジェクトや人々を見守ります。チーム内では、みんなの面倒を見るでしょう。その献身ぶりに、人々は尊敬の念を抱きます。

2.目的意識がある

軽率な行動や、むやみやたらな行動はとりません。バランスの取れたアプローチを用いるアンカーは、時が経つにつれ、同僚や上司から頼られるようになるでしょう。言ったことは必ずやる、信頼できる人です。

3.分析的

自分の意見をはっきりと伝え、明確な根拠に基づいて問題に対処します。採用面接に臨むときは事前にしっかり準備し、質問に対しては、少し考えてから答えを発します。質問攻めにあっても、うろたえることはありません。

4.冷静

難しい問題に直面しても、平静を失いません。たとえば、リコール問題で会社が痛烈な批判を浴びたことを受け、会議が白熱しているなか、アンカーは冷静な対応法を提案し、出席者みんながその意見に耳を傾けるでしょう。

5.安定している

アンカーのアプローチは控えめです。営業では、相手の話をよく聞きます。華やかな演出はせず、理詰めでアプローチします。

アンカーらしい独自の価値とは?

実際的で、ひとつのことに集中して取り組むアンカーは、どんな会社でも活躍でき、その会社の成功に貢献するでしょう。忠誠心が高く、地に足の着いたアンカーの態度や、彼らが生み出す賢明なソリューションは、同僚からも評価されています。また、上司も、アンカーの知性と分析的アプローチを高く買っています。

控えめで落ち着いた印象の人ですが、のんびりしているわけではありません。意見を口に出す前によく考え、衝動的な発言はしません。神経をぴりぴりさせている起業家たちを落ち着かせ、チームに程よいバランスをもたらす役割を果たします。

アンカーらしさが生かせない環境とは?

華やかに注目を集めるようなタイプではなく、少人数で会話するのを好み、友達の輪をあまり広げません。裏方の仕事で真価を発揮するタイプです。しばらく一緒に仕事をしているうちに、その分析力や知性のすばらしさが、じわじわと分かってくるでしょう。

アンカーの良さを生かすには?

成熟した産業でも、新しい産業でも、大企業でも、中小企業でも活躍できる人です。実用的なアプローチは、アンカータイプの大きな強みであり、混乱した状況でも着実に成果をあげます。

安定感があり、周りの人が会社のビジョンを見失いかけていても、アンカーは常に正しい方向を見定めることができます。

アンカーのベストパートナーになりうるアーキタイプは?

より大胆で急進的なビジョンを打ち出す「アバンギャルド」。

強い人間関係を育む「愛される人」。

アンカーから学べること

インフルエンサーのなかには、もの静かで落ち着いた人もいる。

アンカーへのワンポイントアドバイス

何かを推奨するとき、あなたは慎重に吟味してから発信します。あなたのアドバイスは貴重です。ですが、アピールがおとなしすぎて、相手に届かない場合もあるようです。理性よりも感情を優先するタイプの人には、もっと情に訴えかけるようにしてみてください。生き生きとした言葉であなたのアイデアを説明し、直立不動ではなく、大きな身振り手振りで熱意を伝えてみてください。

アンカーのアーキタイプをもつ著名人

ダライ・ラマ

クリント・イーストウッド

アンカーのキャッチフレーズの一例

守るソリューション

アンカーがこのキャッチフレーズを具現化し、活躍している例

一瞬でコミュニケーションがとれる現代社会では、小さなうっかりミスが、大きな問題に発展する場合があります。テリーは、企業のウェブサイトのリニューアルやブランディングを手がけています。顧客企業のなかには、メッセージをがらりと変え、コンテンツを一新したいと希望する企業もあります。そんなときテリーは、その会社に本質的な部分を思い出してもらうようにしています。過去にうまくいっていた核となる部分は、今も十分通用する可能性が高く、ちょっとしたイメージチェンジが必要なだけである場合が多いことを知っているからです。

テリーのミッションは、調査に裏打ちされた、明確な意図のあるプランを通じて、顧客の評判を守ることです。テリーはまず、元のウェブサイトでうまくいっていたこと、つまり、エンゲージメントを最大化させていた要素を書くにしてアクションプランを作成します。次に、あまり効果がない機能を改善する方法を探ります。

テリーは新しいアイデアを、そのまま安易に採用することはしません。なぜならウェブデザインの変更は、これまでひいきにしてくれていた顧客の気持ちに影響を与える可能性があることを理解しているからです。そして、デザインをリニューアルしたあとは、顧客企業と連携して、エンゲージメントの変化をモニタリングし、状況に合わせて評判を守るソリューションを適用するようにしています。

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